久原 拓巳

← 研究一覧へ

日本バーチャルリアリティ学会大会論文集, 第28回 · 2023

手足に対する合成振動触覚刺激提示による運動物体の速度知覚に関する検討

概要

本研究は合成振動触覚刺激の提示で得られる知覚現象における運動物体の速度知覚に関する検討を行った.多チャンネル刺激は複数の身体部位に対して交互に刺激を与えるが,合成振動触覚刺激は複数の身体部位を同時に刺激することで,物体が運動しているような感覚が得られる.その際,各刺激によって引き起こされる知覚体験が異なる可能性があり,それを明らかにするために運動物体の速度知覚に着目し,実験を行なった.実験結果から合成振動触覚刺激は多チャンネル刺激と同様の運動物体の移動速度を感じられることが示された.

日本バーチャルリアリティ学会大会論文集より(査読なし). © 日本バーチャルリアリティ学会

関連プロジェクト

  • SOVS(合成振動触覚刺激)

    全身触覚 · 2022–

    SOVS(合成振動触覚刺激)

    複数の情報を内包した一つの振動触覚刺激を複数部位へ同時に提示する手法。これまでにこの手法を用いた擬似ドリブル体験では実在しないボールの感覚を生み出してきました。この原理を軸に研究を継続しています。

久原 拓巳 — 名古屋工業大学大学院 博士後期課程